山猫流ジェラートのこだわり④

2021/05/07

山猫流ジェラートのこだわりについて

少しずつ、お伝えしています。これが、なかなかの人気でして〜笑

今まで、こんなに詳しく語ってこなかったのでなぜなら長くなるから笑

ひとつひとつが長いので、興味のある方は、この先を読んで下さいね。

【今までの内容↓】
こだわり①徹底した温度管理です。
こだわり②ジェラートマシーンのこだわりについて♪
こだわり③加水しないシャーベット(ソルベ)について♡

に続き〜

今日のタイトルは、

こだわり④千葉県産の牛乳とヨーグルトを使っています。

このタイトル!

あっさり書きましたが地産地消の牛乳ほど、仕入れが大変なのです。
思い起こせば10年前…養老渓谷のもっと山奥(会所地区)の大自然の中で育った小川さんの牛乳が甘くて美味しくて小川さんの牛乳でソフトクリームを作りたい‼︎と養老渓谷のソフトクリームを作ろうと試みましたが、無念にも断念したことがあります。

理由は、小さな酪農農家さんは、毎日の牛乳が無駄にならないように、買い取ってもらえる制度があり、年間で契約をしています。分けてもらえたとしても、自家用牛乳として申請している量だけしか対応出来ないのです。自家用なので、それを売っていたとなるとこれも問題でして。初めは、そんなに使わないから、少し分けてもらうとしても、どんどん人気が出て、大量に牛乳が必要な時には、全ての牛乳を買い取る覚悟がないと、酪農農家さんからの購入は不可能なのです。
なぜならば、収入が安定している、毎日買い取ってもらえる制度から脱退しなければならないからです。
これ、0か100かみたいな問題で、断念するしかないのです。
それだけでは、ありません。

搾りたての牛乳は、暖かく、雑菌もあるため、直接手絞りではなく、乳に機械を取付けて絞り出し、そのままタンクへ入り冷却、そのタンクからバルブを差し込み、牛乳を買い取ってもらえる仕組みになっています。分けてもらえたとしても、生乳を持ち帰るには、冷却運搬車が必要で、また、持ち帰ったとしても、雑菌まみれの生乳を、殺菌をしなければなりません。生乳を直接、製造室に持って入れない為、生乳を雑菌するだけの製造室がが必要なのです。しかも、生乳を触らずに処理したい。衛生面でも心配なことばかりです。

長くなりましたが、そんなこんな理由で、ジェラテリア山猫の牛乳とヨーグルトは、フルヤ乳業さんから仕入れをしています。フルヤ乳業さんの牛乳は、千葉県の優れた酪農家さんから、鮮度を保ったまま成田の製造工場へ運ばれ雑菌、バックされます。これが一番、安心安全な牛乳なのです。

そして、業務用で10リットルパックがあるのも助かります。配達も週3回してくれます。
山猫の牛乳の消費量は、1週間で160ℓ夏は、200ℓ〜無限?笑

これね、去年まで紙パックを開けて使っていました。信じられないですよね。もう、これが、ヤバいんです笑

パックの口を開けるのも、ゴミを畳んで捨てるのもこの作業が、想像以上に大変なのです。

今年から、ジェラートが加わり絶対に紙バックは無理!と判断!

フルヤ乳業さんにお願いして一安心♡

夏を乗り切れそうです。千葉県産を使い、地域での循環をテーマに持続可能な社会を目指しています♡